相手に合わせて話す

山口久志さんの”即決”メソッドセミナー
に参加してきました。
山口さんは、
・10分で1億円のマンションを販売
・住宅販売会社の年商120億円のうち50億円を売り上げる
・社会人1年目から大手不動産会社で営業成績トップ
など多くの営業実績をお持ちの方で、本も出しておられます。
今回のセミナーでは、
高額商品であっても相手に即決させるメソッドを習いました。
といっても、いやらしいものではなく、
営業ではなくても使える
相手と信頼関係を築くための話し方のセミナーでした。
まずは、なんと言っても
相手のタイプに合わせて話をすること だそうです。
思考は、感覚的な印象に左右されます。
感覚、つまり、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚。
どの感覚もみんなもっていますが、優位な感覚が人によって違います。
なんかこの人とは、話が合わないな~
この人の話は、聞いていてもよく分からないな~
というときは、大抵この優位感覚が違うようです。
確かに以前、あるセミナーで参加者が、
「うわあーとなって、もうこの辺(胸のあたり)からわき出る感じで~」
と話し出したとき、
「? ? ?」
となっている人がたくさんいました。
つまり、相手がどの優位感覚かによって、伝わる言葉や表現が違うのです。
NLPでは、VAKシステムといわれ、
視覚優位(Visual) 聴覚優位(Audio) 身体感覚優位(Kinaesthetik)
の3つに大きく分けられます。
最も簡単な見分け方として、
ハワイの夕方を想像してください
と言われました。
このとき、
視覚優位(V)の人は、ホテルから見る夕日を
聴覚優位(A)の人は、波の音を
身体感覚(K)の人は、心地よい風を
想像しました。
以前別のセミナーで、
話す言葉もスピードも違うということを聞いたことを思い出しました。
Vの人は、話すのがとても速く、イメージするのが得意です。
先が見えた、 視野が広い、 目を向ける なんて言葉を使うそうです。
学校の先生は、このタイプが多いそうです。
Aの人は、音で物事をとらえています。
言葉で伝えられたことをそのまま繰り返すことができたりします。
聞こえる、 耳障りがよい、 ざわざわする なんて言葉を使うそうです。
Kの人は、感触や体験で物事をとらえています。
話すペースも比較的ゆっくり。
感じる、 肌触りがよい、 腑に落ちる なんて言葉を使うそうです。
今度、周りの人と話をするときは、
相手の優位感覚(V、A、K)は、どれかな~?
なんて考えて、
相手のタイプに合わせて、その人の心に響く話をしてみてくださいね~(*^_^*)