なぜ、コーチングしているの?

なぜ、アキさんはコーチングをしているんですかー?
それはね~、なんかね~、そういう流れだったから~(*^_^*)
というのが正直なところです(笑)!
全く伝わらないよな~(>_<)
というわけで、どんな人生の流れがあったのか、
ちょっとずつ書いていこうと思っています。
まず、私の学生時代の苦しみは、
異なる価値観をもった人たちとつながれない
ということにありました。
厳しいきまりの中で育った私にとって、
それを同じように守らない人たちは、
批判の的でしかなかったのです。
だから、許せないと思うことがたくさんありました。
たばこを吸う人、嘘つき、悪口を言う人、だらけている人、
サボっている人、遊んでいる人、けんかする人。
いつも人を ジャッジの目 で見ていたように思うのです。
だから、本当の意味で彼らを理解しようとしてはいなかったし、
厳しい目をもっている人が好かれるはずもなく、
少ない友達とただ退屈をしのぎながら、毎日学校に通っていたのです。
口では、愛だの親切だの言いながら、
自分の心を開いて、いろいろな人と関わろうとしませんでした。
「あ~、私、今日も3人としか話してないな~」
「つまらないな~」
と心の底では、いつも思っていたのに。
本当は、うらやましかったのだと思う。
自由に生きている人たちが。
いろんな人に心を開いている人たちが。
そんな私でしたが、
先生になったとき、
いろいろな子どもたちと接することになりました。
人はそれぞれ違うんだ
当たり前のことだけど、そのことを心の底から理解しました。
子どもたちのことをもっと知りたい
そして、一緒に遊んだり、勉強したり、話したりして、
たくさんの時間を子どもと過ごしました。
子どもたちは、すぐに心を開いて、自分のことを教えてくれました。
でも、保護者は違いました。
トラブルの報告で保護者に電話したとき、
全く話しが通じない
ということが何回もあったのです。
そして、当時の私は、
一緒に働く先生たちとも
わかり合えないことで苦しんでいました。
そんなとき、私はコーチングに出会ったのです。
そうだったのか!
相手のタイプにあわせて、コミュニケーションをとる必要があったんだ!
巧みな質問で、相手の考えていること、大切にしていることを聞き出していけばいいんだ!
そんな気づきをもとに、
懇談や電話で保護者と話をしてみたり、
同僚と話をしてみたりすると、
これまで見えなかったものが見えてきたのです。
相手が大事にしている考えや
本当の思いに目を向けることができるようになったのです。
そして、徐々に
異なる価値観をもった人ともつながること
ができるようになっていったのでした。
つづく