あなたが影響を及ぼせる相手のことだけを、まずは考えて!

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輝きコーチの Aki です。
あきさんってどんな人?と思った方は、こちらから → プロフィール
先日、コーチング仲間と話していたら、
「なかなか考えを変えずに、意識が行動へと向かない相手とのコーチング」
について話題になった。
そもそも、コーチングが困難な人は、社会にたくさんいる。
一応、挙げておくと
● 気が進まない人(話さない、約束を守らないなど)
● 自分ではなく他人を変えたい人(親が子どもを変えたいなど)
● 感情を解消するだけで行動を起こさない人
● コーチに過剰に依存してくる人
● 治療を必要とする人(躁鬱傾向、会話ができないなど)
こういった人は、コーチングと合わないので、お断りすることになる。
しかし、そういったことを別にして、
“自分が一切影響を及ぼせない相手をクライアントにとることはできない”
と私は感じるのだ。
影響できないというほど、つまらないことはないし、
そもそもコーチングは、
コーチとクライアントがどっちも力を発揮してこそ、効果があるものなのだ。
そんなことを考えていたら、以前に受けたあるセミナーで、
リーダー = 影響力
という図式を強調されたことを思い出した。
優れたリーダーは、多くの人の生き方に影響を及ぼすと言うことだ。
逆に言えば、
周りに変化をもたらしたければ、自分自身がリーダーになる必要があるということだ。
ここでいうリーダーとは、
みんなの先頭に立って導く人だけを言うのではなく、
どちらかというと手本になる人とか先駆者って意味に近い。
先生として毎日子どもたちに接していると、
自分が強い影響を与えることのできる生徒と、影響を与えることのできない生徒がいることに気付く。
そもそも、子どもは関係が築けていて信頼できる相手の言うことしかきかない。
だから、可能な限りを尽くして、
どの子どもとも良い関係を築く努力をしていくのだが、
当然ながら良い関係ができたからといって、100%相手が行動を変えるわけでもなかった。
だからこそ、むなしさを感じることもしょっちゅうあった。
そんなとき、”影響の輪” を思い出す。
「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー著
に出てくる言葉だ。
ー引用ー
私たちは、皆それぞれ、多くの関心事を持っている。
関心の輪を描くことで、関心を持っもっている事柄と持っていない事柄を分けることができる。
そして、関心の輪の中に入っている事柄を見つめれば、実質的にコントロールできないものと、コントロールできるもの、あるいは大きく影響できるものがある、ということがすぐに分かる。
後者の範囲は、もっと小さい輪、つまり影響の輪を描くことによって示すことができる。
影響の輪(自分の影響できるところ)の中、そこに集中することこそが大切だと述べているのだ。
そして、そうすることが影響の輪を大きく広げていくことにもなると。
この考えを知ってから、すべての生徒に影響を与えようとしなくなった。
自分が影響を与えられる生徒に集中することこそが、大切だと思うようになったのだ。
これは、一部の生徒を見捨てたと言うことではなく、
「その生徒に影響できる別の先生に、信頼して指導を任せる」
ということへと繋がっていった。
これは、生徒にも先生にも、とってもいい。
この相手しかいないと思うのは、とても窮屈だから。
また、子どもの行動を変化させたいときに、
●自分が直接言う
●保護者を通して伝える
●周りの生徒を巻き込む
など、どの方法が一番影響を及ぼせるかを考えることができるようになった。
その子どもにとって、影響力のある相手に助けてもらうことができるようになったのだ。
とにかく、今日言いたいことは、
すべての人に影響を及ぼそうと考えるのはやめようってこと。
そして、
まずは、自分の影響の及ぼせる相手に注意を集中しよう!
ということです。
その人たちを幸せにすることをただひたすらに考えていくこと。
その先に、大きな未来があると思うのです。
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