先生の悩み③子どもが何気なく言った言葉に傷ついてしまう

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輝きコーチの Aki です。
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先生だって人間。
子どもの言葉に傷ついてしまうときってありますね。
子どもたちは、傷つけようと思って言っているわけではないのですが、
直球でくる言葉に「ドキッ」としてしまうことがあります。
例えば、
前回、前々回も触れたことですが →記事はこちらから 前回 前々回
ティームティーチング(二人で授業)をしていたとき、
「先生って、いる意味なくない?」
なんて言われたことがありました。
当時勤めていた学校は、
おとなしいとは言えないけれど授業中は座っている子どもたちばかり。
生活面ではなく学習面の力をつけさせるために
ティームティーチングが取り入れられていました。
私は、
サポートの先生(T2)をしていたのですが
問題演習の時間がほとんどなく、
子どもと一緒にT1(授業をメインで教える先生)の説明を
聞いているだけの日もありました。
そんなときは、私も
「何のためのT2なのだろう~。今日は、いる意味なかったな~。」
なんて思っていたのです。
つまり、
自分自身が自分の役割に疑問を持っていたのです。
そんなとき、
子どもに言われた言葉
「先生って、いる意味なくない?」
この言葉には、ショックを受けました。
自分の中に少しでも同じ思いがあると、
いつもは聞き流せる言葉も捉えてしまうのです。
しかも、何度も頭の中でリフレイン。
そのままにしておくと、どんどん気持ちが沈んでいきます。
そんなとき、セルフコーチングを勧められました。
自分でノートに問いを書きながら、感情や思考を整理していくのです。
そのとき私がノートに書いたのは、
私は本当に意味のない存在なのか?
文字にして、
改めて考えてみると「そうでもないかな」と思えました。
当時、一緒に授業していたのは男の先生だったので、
私が居るだけでちょっとリラックスできる子どももいたのです。
でも、それだけの存在意義ではさびしいとも思いました。
そして、
生徒にとっても先生にとっても、意味のある存在に絶対なる!
と決意しました。
一旦決意すると、
ポジティブな発想が湧いてきて、
今できることを、とにかくやっていこう!
と意識が変わりました。
そして、今できることを書き出しました。
◯声をかける
◯名前を呼ぶ
◯あいさつをする
◯微笑みかける
◯見ていてあげる
ちょっとしたことだけど大切なこと。
一回では効果が薄いけれど、続けていると効果があること。
できることから丁寧にやっていきました。
こうした行為をコーチングでは、
『存在承認』
と言うのだと後になって知りました。
名前を呼んだり、あいさつをしたりすることで、
あなたの存在を認めているよ
というメッセージを伝えていくのです。
そうすると、
相手に安心感を与えることができ、行動が起こりやすくなるのです。
それ以降も、
「子どもたちに私が先生としてできることって、ごくわずかだな~」
と無力感を感じることは度々あったのですが、
そんなときこそ、存在承認をただただ続けることにしました。
数年前、
当時の教え子とばったり焼肉屋さんで再会しました。
そのとき、
身長もすっかり伸びて、化粧をして、
大人の女性になった教え子がこういったのです。
「先生、私のこと覚えてる?」
「私、先生のこと一番好きだったんだからね」
とてもうれしかったです。
ああ、私のやってきたことって間違ってなかったな~と思いました。
ただその子と目が合ったら、
ほほえみ返していただけですが(*^_^*)
子どもの言葉に傷つくとき。
ただ傷ついたまま、終わってはいけません。
なぜ、その言葉にショックを受けたのか?
考えてみることです。
傷付いたのには、理由があるのです。
そこには、
あなたの成長を助けるメッセージが
隠されているかもしれません。
あなた自身が
どんな人間で、何を大切にしているのか
気付かせてくれるのかもしれません。
あなたが
教師として何をしていくべきか
未来を示してくれるのかもしれません。
傷ついて終わるのではなく、その一歩奥を見つめて下さいね。
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