先生の悩み⑤自分自身の成長をあまり感じられない

自分の才能・パーソナリティが持つ強み
そんな自分自身に与えられたギフトを受け取りませんか?
自分自身のことを今より好きになれる!
輝きコーチの Aki です。
あきさんってどんな人?と思った方は、こちらから → プロフィール
先生の仕事は、
4月に始まって3月に終わる1年間が一区切り。
それは、
毎年同じことで、
学校行事や授業に追われているうちに
あっという間に日々は過ぎ去っていきます。
学期の終わりに待っているのは、通知表の所見。
子ども一人一人の頑張ったことやできるようになったことを書いていきます。
所見を書く作業は、
子どもの成長を振り返る時間。
大変だけど、一人一人について思い巡らす貴重な時間です。
でも、どうでしょう?
自分自身の頑張ったことやできるようになったことは、振り返ることがあるでしょうか?
先生の仕事って、
子どもにしか見られていない時間がほとんど。
成果が数字に表れるなんてことも少ない仕事ですね。
自分の成長を常に見守ってくれて、
「前よりもここがよくなったね」と言ってくれる人は基本的にはいないわけです。
時々は授業をのぞいてくれる上司も
毎日一人の先生に張り付いているなんてことは
あり得ません。
だからこそ、
自分で自分を振り返り、ねぎらうことが大切です。
私のコーチングの師匠は、
成長する人は経験から多くを学ぶ人だ
と最近「振り返り」の重要性をいつも語っています。
では、どのように振り返りをするとよいのでしょう?
それは簡単!
子どもに振り返りをさせるときと同じようにするのです。
あなたがこの1学期間でできるようになったこと
頑張ったことは何ですか?
ただこの質問の答えを、箇条書きでノートに書いていきます。
” 書く “というのがポイントです。
「自分って、本当に成長していないよな~」
と気分が落ちているときに見返すことができるからです。
書く内容もかっこつけたものではなくて構いません。
小さいこともいっぱい書くと「こんなにある~」と自信が出てきます。
あくまでもポジティブなことを中心に振り返っていきます。
例えば、
◯子どもの名前と顔を完全に覚えた
◯急な出来事にも冷静に対処した
◯同僚の先生と前よりも話しができるようになった
◯授業の準備が手際よくできるようになった
◯保護者に丁寧に対応できるようになった
他の先生と比べるのではなく、
過去の自分と比べてどうなったのかを考えます。
私は、コーチングと出逢った9年前から、この振り返りを学期毎にしてきました。
すると、
自分の学びや経験が積み重なっていく感覚
が得られるようになり、自分自身の成長を実感できるようになりました。
そして、辛かったことも
一つ一つが成長への学びになっていることに
気付けるようになりました。
できることを書き出した後、忘れずにすることは、
自分自身への承認!
子どもたちのために一生懸命走ってきた自分を労うのです。
「よくやってるよ」
「えらいよ」
「素敵だよ」
「あなたの頑張りを私は知っているよ」
と声をかけてみてください。
頑張りすぎている人ほど、
こうした言葉を自分で言ってあげるだけで
涙が出てくることでしょう。
これは、
先生として元気に働き続けるために行います。
私は、いくつかの学校で、
学級がうまくいかなくなった先生たちが、自分自身を責めるようになり、
心の病気になってしまうのを見てきました。
うまくいっていないとき、
自分のできていないことにしか目が行かなくなります。
それは、子どもに対しても同じ。褒めるところが何もないように感じます。
そして、さらに子どもを叱ってしまうので悪循環になってしまうのです。
また、
「自分が先生として積み重ねてきた経験は、何だったのだろう?」
と空しさも込み上げてきます。
そんなときにも気持ちを立て直し、
ポジティブな面に焦点を当てられるように
いつも自分の成長を書き留めておくことがオススメなのです。
さあ、今年度も半年が経ちました。
4月からの自分を振り返って、
あなたができるようになったことは何ですか?
どんな小さなことでもオッケーですよ。
行動まで行かなくても、意識するようになったことでも大丈夫です。
一度時間をとって、考えてみて下さいね(*^_^*)
↑「最近、あなたができるようになったことは?」ポチッ、ポチッ♪
この記事を読んで興味を持たれた方は、
ぜひ、輝きコーチングへ→ お申し込み
※ 輝きお茶会を定期的に開催しています
第10回は、10月21日(土)14時~16時。
場所は、ボンファム(愛知県名古屋市昭和区御器所通1丁目11-1 )です。
参加申し込みはこちらから → お問い合わせ