先生の悩み⑥苦手な教科や運動を教えなくてはいけない

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輝きコーチの Aki です。
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小学校の先生は、基本的にどの教科も教えます。
音楽や図工、家庭科などは、
学校によって教科担任がいるところもありますが、
いつも教科担任に入ってもらえるとは限りません。
部活もいつも得意な運動の顧問になれるわけではありません。
「ええー!それだけは勘弁してください」と言うような自分の苦手なものが回ってくる時もあります。
私の場合は、バスケットボール部の顧問になったときがそうでした。
子どもや他の先生に助けられてなんとか乗り越えましたが、
苦手なことを教えるって、結構ストレスなんですね~。
先生だって、人間だもの。
何でも得意!ってわけにはいかないものです。
私は、教科の中では体育と音楽が苦手でした。
そして、
その二つが得意な先生を見るといつも
「いいな、いいな~」
と憧れの目で見ていました。
大抵は、凄すぎて比べる対象にもならないのですが、
「自分にはあんなふうには教えれそうにないー(>_<)!」
と落ち込むことも時々ありました。
では、そんな私が苦手な教科や運動をどうやって子どもに教えてきたのか?
それは、
苦手だと最初に子どもに言ってしまう作戦!
そうすると、
なぜか同じように苦手な子どもの目が輝きます。
「な~んだ。先生も苦手なのか~」と、妙に親近感をもってきます。
そして、
その後は、
得意な子どもにあれこれコッソリ質問します。
授業の前に、情報収集しておくのです。
「どんな練習をしたら、上手になったの~?」
「去年、授業でどういうふうに習った?」
「上手にできるコツって何かな?」
「この言葉って、どんな意味だっけ~?」
そして、
授業が始まったら、
「今の質問に答えられる人、いませんか?」
「何がポイントなのでしょう?」
「できるようになるには、どんな練習をもっとしたらよいと思いますか?」
「どうしたら全体がレベルアップできると思いますか?」
「ルールが分かっていない人が多いようなので、説明してくれませんか~?」
などと、自分で全部教えようとせず、
できるだけ得意な子どもたちに話しを振っていきます。
苦手な子どもの目線で質問していくのです。
そして、苦手な子と一緒に勉強したり、練習したりします。
そうすることで、
苦手な子どもたちは、「先生が頑張ってるんだから自分も頑張ろう」
と思うようになっていきます。
また、得意な子どもたちも自分の知識や経験が活かされるので、
いい気分になっていきます。
どうしても分からないときや迷うことがあるときは、
「ちょっとここ、次の授業までに調べておくね~」
と正直に答えることもできます。
先生なんだから、子どもよりもたくさん知識がないと。
先生なんだから、子どもの前で格好つけないと。
先生なんだから、子どもにしっかり教えないと。
そんな力みを手放して、
コーチング的に関わってみる
(子どもに質問することで、子どもから上達する方法を引き出していく)
がオススメです。
もちろん、
苦手な教科がないに超したことはありませんし、
事前に先生がしっかり予習しておくことは大切ですよ~。
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