お金と私のストーリー①「1つだけね」

自分らしく輝きたい人をサポートする!
輝きコーチの 亜希 です。
輝きコーチ 亜希ってどんな人?と思った方は、こちらから → プロフィール
「お金と真剣に向き合おう」
そんなふうに思ったのは、大好きな作家・本田健さんが「一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money」という本を出したことが大きい。
先生の仕事を手放した私は、毎月入ってくる給料がいかに有り難いものだったのか、身にしみて感じていた。
同時に、お金と自信がいかに結びついてしまっていたかにも気付かされた。
「お金を稼いでいない自分=価値のない人間」
そうではないと分かってはいても、心の奥ではそう思っていたのだ。
このままではいけない。
そう思った私は、お金と私の関係を見つめ直すことにした。
~お金と私のストーリー①「1つだけね」~
小さい頃、いつも母は言っていた。
「1つだけね」
お菓子売り場に行って、1つだけ好きなお菓子を選ぶ。
我が家にとって、それはごく普通の当たり前の日常だった。
三姉妹。
母は専業主婦だった。経済的にゆとりがあったとは言えない。
姉と私と妹、3人が1つずつ選ぶと3つになるのだから、ごく当然のことだ。
それは、洋服でも本でも文房具でも同じだった。
1つ、自分の好きな物を買ってもらえる。
そのことが嬉しかった。
「1つだけね」
対して気に留めていなかった言葉。
それが、まさか大人になった自分に制限をかけることになっていたとは驚く。
小さな頃から繰り返し聞いていたその言葉は、いつしか自分の中のルールとなっていたのだ。
一度の買い物で、買ってよい物は ”1つだけ” だと。
私は、洋服が好きだ。
でも、大人になっても一度に何枚も買うことができなかった。
そうなのだ。
1つだけというルールが無意識に自分を縛っている。
たとえ2枚以上買うことができたとしても、そんな日は、こんな声が聞えてくるのだった。
「それは本当に買う必要があったの?」
「無駄遣いなんじゃない?」
無意識のうちに罪悪感が湧いてくるのだ。
別に母のせいというわけではない。
自分で母の言葉を書き換えたのだ。「1つだけしか買ってはいけない」と。
大人になった私には、もうそのルールは必要なかった。
しかし、長い間、そのルールをかたく握りしめていたのだった。何の意識もないままに。
最近は、洋服を買うときにワクワクが大きくなってきた。
3枚ぐらい一度に買うのもへっちゃらだ。
お金が軽やかに店員さんに渡せる感覚。「うれしい!ありがとう!」って。
考えてみると、前はじっとりねっとりとした感覚だった。
買うことに対する罪悪感が、お金に乗っかってしまっていたのだろう。
それではなぜ、「1つだけ」ルールを手放すことができたのか?
それは、そのルールのない人と何度も買い物に行ったからなのだった。
しかも、その人が、同じ家庭で育った妹だったのだから、これまた不思議なものである。
さて、
あなたとお金には、どんなストーリーがありますか?

↑「お金を使うときの個人的なルールは?」ポチッ、ポチッ
※ 「自分らしく輝く人生を送りたい」という方にパーソナルコーチングを提供しています。
詳細はこちらから→
※ コーチング研修の依頼を受け付けています!特に教育関係者にお勧めです!
詳細はこちらから→